Linux

MRTGでディスクIO(Linux編)

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今回は MRTG のお話です。MRTG は遠隔のサーバから対象サーバに対して、CPU の負荷やメモリの状態、ハードディスクの容量などをチェックするツールです。

また、ネットワークのトラフィックもチェックできるので、ハードウエア絡みの監視はほとんどまかなえるのではないでしょうか。

MRTGの特徴

MRTG は snmp というプロトコルを利用して情報を取得します。

よって、エージェント側(監視される側)では snmp のデーモンを起動しておく必要があります。

CentOS では、net-snmp は yum で簡単に導入することができます。

もちろん tar での提供もされているので、どちらを使用しても大丈夫です。

net-snmp5.3 からは snmptrap の設定が 5.2 と比べて若干変更になっているので、注意が必要です。

MRTGを使ってみる

今回はエージェントを CentOS にしたら、ディスク IO の値が取得できなかったので調べてみました。

多分 CPU や HDD のハードウエアではなく入出力などの部分なので、OS またはカーネルの問題で、MIB 値が変更になったと思われます。

では、早速、下記のコマンドで、デバイスの情報を取得できます。

ちなみに、HDD の状況は df コマンドで確認できます。また、diskIONWritten の値は下記のコマンドで見れます。

今回は、sda 全体の値を使ってあげれば OK なので、デバイス 18 を使います。

RFC1514 を見ても今回はさっぱりわからなかったのですが、diskIODevice の確認ができればなんとか掴めたような気がします。

間違っていたらご指摘下さい。まだ、Linux のハードウエア周りは苦手です・・・。