Linux 上で /tmp の下を見ていたら、パーミッションの先頭が s のファイルを発見。
先頭はファイル種別が定義されますが、これまでに一般のファイルやディレクトリ、シンボリックリンクくらいしか見ることはありませんでした。
そこで、パーミッションを表す表記について調べてみました。
パーミッションの表記
s が何かと調べてみると「UNIXドメインソケット」とのことで、ローカルマシン上のプロセス同士の通信に使われるインタフェースでした。
これは自分でアプリケーションを作る機会がないと、意識して作ることのないファイルでしょうね。
今回は mod_mono で使う mod_mono_server_global というファイルがそれに該当するのですが、apache のモジュールということもありプロセス同士がネットワーク経由で通信するケースにマッチしそうです。
ファイル種別は他にもいくつかあって、名前は聞くけど実際に使ったことのないものばかりです。
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