Ubuntu では、各デバイスのマウント情報が UUID をベースに定義されています。
/etc/fstab を見るとわかりますが、以前のように /dev/sda1 や /dev/sdb1 のようなデバイス名ではなく、UUID がキーとなっています。
これは、USB などの外部ストレージが手軽にたくさん使えるようになったことと、USB 機器を PC に差すタイミングによって、以前は /dev/sda にあったデバイスが /dev/sdb に変更になってしまうなどのトラブルを防ぐために利用されています。
よって、新しく USB メモリを追加したり、PC 本体の STAT 接続の HDD を変更したりすると UUID も変更になるため、マウント後に fstab の情報を変更してあげる必要があります。
UUID の調べ方は下記のコマンドで確認できます。
1 2 3 4 5 6 | $ blkid /dev/sdb1: UUID="XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX" TYPE="ext4" /dev/sdb2: UUID="XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX" TYPE="swap" /dev/sda1: UUID="XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX" TYPE="ext4" /dev/sda2: UUID="XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX" TYPE="ext4" /dev/sda3: UUID="XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX" TYPE="ext4" |
単体でパーティションを指定することもできます。また、UUID だけを抜き出したい場合は下記のようにします。
1 2 | $ blkid /dev/sda1 | cut -d '"' -f 2 XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX |