Mac 上で NodeJS 12.x を使って動作確認したい処理があったのですが、ターミナルでバージョンを確認してみると 13.x でした。
1 2 3 | $ node --version v13.11.0 |
過去に、nvm を入れてバージョン 10.x と 12.x が切り替えれるようにしていた記憶があるのですが、今の PC ではやっていなかったのかもしれません。
まずは Node.js の 10 と 12 が共存できるように nvm をインストールします。
Node12のNewmanでCannot read property ‘_destroySSL’ of undefined
NodeJS 10.x 系は 2021 年の 4 月末にサポートが切れてしまうので、今のうちに 12.x や 14.x での動作確認をしておきたいですよね。
今回は NodeJS のバージョン切り替えは不要なので、nvm や nodebrew を使わずに、素直に NodeJS 12.x をインストールしたいと思います。
その後、nodenv を使って node17 と node18 の使い分けを行ったので、こちらに興味がある場合は下記の記事をご覧ください。

NodeJSの削除
まずは、現在インストールされている NodeJS 13.11.0 をアンインストールしちゃいましょう。
brew で管理されているようだったので、brew uninstall で一発です。
1 2 3 | $ brew uninstall node Uninstalling /usr/local/Cellar/node/13.11.0... (4,686 files, 60.4MB) |
brewでインストール可能なNodeJS
そのまま brew で NodeJS をインストールすると、どのバージョンがインストールされるかわからないので、まずはパッケージを確認しましょう。
1 2 3 | $ brew info node node: stable 15.3.0 (bottled), HEAD |
うーん、NodeJS 15.3.0 がインストールされると余計に検証が大変になりそうですよね。
新しい機能を使いたい場合は最新にしておくのがいいですが、例えば NodeJS 10.x で正常に動作しているものを気軽に大きくメジャーバージョンアップしちゃうのはオススメしません。
よって冒頭でも書いていた通り、ここでは NodeJS 12.x を探します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 | $ brew search node ==> Formulae libbitcoin-node llnode node node-build node-sass node@10 node@12 node@14 node_exporter nodebrew nodeenv nodenv |
NodeJSのインストール
brew の中に node@12 があったので、こちらをインストールします。
1 | $ brew install node@12 |
デフォルトのシェルが bash の場合は、以下のように .bash_profile にパスを追加しておきます。
ついでに、すぐにパスをシェルに読み込ませます。
1 2 3 | $ echo 'export PATH="/usr/local/opt/node@12/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ source ~/.bash_profile |
これで無事に NodeJS 12.20.0 がインストールされました。
1 2 3 4 5 6 7 8 | $ node --version v12.20.0 $ npm --version 6.14.8 |
まとめ
NodeJS 12.x を nvm や nodebrew を使わずに Mac にインストールしました。
いくつかの NodeJS で動作するモジュールを扱う場合は、確かに nvm や nodebrew などでバージョン切り替えができる方が便利です。
ただ、ピンポイントで特定のバージョンを利用したいだけの場合は、直接 NodeJS をインストールしちゃった方が早いですよね。
nvm や nodebrew 特有のコマンドを覚える必要もないですし。滅多に使わないと、操作を忘れちゃいますからね・・・。