あるサイトの A レコードを編集していたのですが、海外からの邪魔なアクセスが多いサイトだったこともあり、何か楽に弾く方法はないかなっと調べてみました。
これまでは、VPC の「ネットワークACL」で大まかな IP アドレス帯を拒否していましたが、Route53 で国ごとの設定ができることが判明し早速使ってみました。
設定はGeolocationでJapanを選択するだけ
設定はいたって簡単です。
A レコードの設定画面にあるルーティングポリシーの項目で、「Simple」から「Geolocation」に変更します。
Geolocation を選択すると国の選択ができるようになるので、日本国内からのアクセスに限定したい場合は「Japan」を選択します。select2 のライブラリみたいな機能ですね。
選択肢の項目が多いですが、検索できるタイプのプルダウンになっているので、Japan を途中まで入力して探した方が早いと思います。
設定を保存したら完了です。
アクセスログの確認ミス
アクセスログで海外からのアクセスがなくなったのは確認していたのですが、ここで Googlebot は国内の IP 帯域だろうと勝手に判断するというミスを犯していました。
この数日後からアクセスが減ってきていたのですが、ちょうど仕事始めの時期でもあり、その影響かなとあまり気にしていませんでした。
そこで、状況確認のために Search Console を見てみたら、DNS エラーが連発していたという状況だったわけです。
設定から 5 日後くらいのことでした。
プライベートなサイトだと、気軽にいろいろと試すことができますが、アフィリエイトで上手くいっていたサイトだけにさすがに凹んでいます。
早くインデックスが復活してくれるといいのですが・・・。