ロトやナンバーズなどの数字選択式の宝くじ、あなたも買ってみたことがありますか?
実は最近、こんな本を見かけたのです。
「ロト・ナンバーズ攻略 AI 必勝法 統計学を活用して1億円超えを狙え – 大谷清文」
個人的には「統計学」だろうと「AI(人工知能)」だろうと、ランダムな抽選である宝くじには通用しないと思っています。
1 億円超えを狙える攻略法があるのなら、他の人に教えようとは思わないですよね(笑)
ただ、一方的に否定するだけなら簡単。
数字選択式の宝くじの配当金は的中した人の数で分配されるので、他の人がどのように数字を選んで買っているのか知ることが、自分が選ぶべき数字のヒントになりそうです。
今回は、この書籍の攻略法の参考数字を 1 分で算出する方法を紹介していきます。
(ページ後半でナンバーズ 3 と 4 の最新の注目数字を随時公開しています)
書籍について
この本は「統計」や「AI」を使ったロトやナンバーズの攻略本というジャンルに位置付けされています。
しかし残念ながら、「統計」や「AI」を活かしたと言えるようなものではなく、著者の攻略イメージをルール化したものにすぎません。
書籍の中でいくつかの当選画像も紹介されていますが、本当に儲かっているのなら、投資金額と配当など回収率まで公開するでしょうからね。
そんな画像だったら私も持ってます
(ミニロトで 1000 万円まであと一歩の悔しい 3 等)
1 つ数字が違うだけで 1000 分の 1 まで配当金が落ちてしまうなんて・・・。
せめてボーナス数字に救われて 2 等になって欲しかったですが、ハズれたものは仕方ありません。
話がズレましたが、書籍の中でナンバーズ以外は確率論の話となっています。
この少ない母数で出現する数字が収束するわけはないので、これまでに登場していない数字を狙うとか異常ですよね(笑)
また、他の人と被らないようにするのが高配当の条件なので参考にしてはいけません。
どちらにしても、まずは当たらないことには話にならないのですけどね・・・。
本の中身は参考程度にしておきましょう。
良い流れをつかむ
冒頭でも書きましたが、ランダムな抽選が行われる数字選択式の宝くじにおいて、AI の機械学習(ディープラーニング)や様々な統計手法を適用しても当選数字が導き出せるわけはないのです。
公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレースなど)のような優越を付けられる要素があるものでも、AI が通用していないのが現状です。
しかし、日々の生活の中では「流れ」というものがあります。
あなたにも、こんな経験がないでしょうか?
普段は自分から誘わないと飲みの機会が作れないのに、急に複数の人からお誘いがくる時ってありませんか?
あと、密かに気になっている人から連日 LINE でメッセージが届くとか・・・。
些細なことかもしれませんが、そんな良い流れが 1 年の中でも何回かはあるハズです。
ナンバーズやロトの当選番号も同様で、直近の当選番号を少し眺めていると、同じような数字が一定期間に多く登場している時があります。
そういった流れと言うものは安易に否定できるものでもないですし、書籍の攻略法を分析してみる価値はありそうです。
(儲けではなく面白いという視点で)
過去のデータ分析
書籍の中では過去 10 回分のデータを利用して、未来の当選番号で出現する数字を導き出します。
過去の当選データすべてを分析するのは大変と書かれていましたが、データの収集と解析自体は簡単です。
公式ではないですが、過去の当選番号の CSV ファイルを提供してくれているサイトがいくつか存在します。
楽天銀行などの宝くじの販売代行をしているサイトにもありますが、ファイルが分割されていたり使い勝手が悪いのですよね・・・。
これを Excel(エクセル)でそのまま利用してもいいですし、MySQL などのデータベースに入れて検索しやすくするという使い方も考えられます。
もちろん、ファイルから単純な項目なら簡単に抜き出すことも。
ファイルの 3 番目のカラムが当選数字なので、当選数字の当選回数だけを算出するなら awk コマンドで一発です。
当選回数のベスト 10 だとこんな感じ。
(CSV ファイル名を numbers3.csv とします)
1 | $ awk -F',' '{print $3}' numbers3.csv | sort | uniq -c | sort -r -n -k 1 | head -n 10 |
ちょっと雑ですが、当選回数の最大は 13 回だということがわかりますね。
表にまとめてみると、このような結果となりました。
当選番号 | 回数 |
---|---|
679 | 13 |
589 | 13 |
355 | 13 |
271 | 13 |
975 | 12 |
943 | 12 |
908 | 12 |
900 | 12 |
660 | 12 |
638 | 12 |
まあ、6000 行もないファイルなので、1 行ずつパースしていっても問題ないでしょう。
3 桁の数字を 1 桁ずつ取り出したり、重複した数字の当選かどうかを判定させたり、色々と応用もできちゃいます。
もっと複雑な分析をしている人もいるのでしょうが、だからといって簡単に当たるものではないですからね。
ただ、的中までの過程と、実際の的中、この 2 つの高揚感が同時に味わえたら最高でしょう。
過去の当選結果をデータベース化する方法
参考までに PHP で単純にパースするサンプルを残しておきます。
日付と当選数字などのカラムを持つ numbers3 というテーブルに、過去データを投入するクエリを作成します。
ここでは MySQL の予約語は気にしないでください。また INDEX については必要に応じて作成してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 | <?php /** * CREATE TABLE `numbers3` ( * `date` date NOT NULL, * `no` smallint unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `straight` int unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `box` int unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `set_straight` int unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `set_box` int unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `first` tinyint unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `second` tinyint unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `third` tinyint unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `is_zorome` tinyint unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `is_odd` tinyint unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * `is_even` tinyint unsigned NOT NULL DEFAULT '0', * PRIMARY KEY (`date`) * ) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=utf8mb4; */ $list = []; $f = fopen('./numbers3.csv', 'r'); fgets($f); while ($data = fgetcsv($f)) { $first = substr($data[2], 0, 1); $second = substr($data[2], 1, 1); $third = substr($data[2], 2, 1); $tmp = sprintf( '(\'%s\', \'%s\', %d, %d, %d, %d, %d, %d, %d, %d, %d, %d)', date('Y-m-d', strtotime($data[1])), $data[2], $data[8], $data[9], $data[10], $data[11], $first, $second, $third, count(array_unique([$first, $second, $third])) != 3 ? 1 : 0, $data[2] % 2 == 1 ? 1 : 0, $data[2] % 2 == 0 ? 1 : 0 ); $list[] = $tmp; } fclose($f); $sql = sprintf('INSERT INTO numbers3 (date, no, straight, box, set_straight, set_box, first, second, third, is_zorome, is_odd, is_even) VALUES %s;', implode(',', $list)); echo $sql; |
過去の平均当選金額
データベースに入れた結果、2021 年 12 月 17 日現在、以下のような傾向となっています。
(小数点以下は切り捨て)
種類 | 平均当選金額 |
---|---|
ストレート | 95,240円 |
ボックス | 20,434円 |
セットストレート | 57,526円 |
セットボックス | 10,193円 |
ゾロ目を含む場合の過去の平均当選金額
ゾロ目(2桁または3桁)を含んでいる場合はどうでしょうか。
種類 | 平均当選金額 |
---|---|
ストレート | 101,943円 |
ボックス | 33,251円 |
セットストレート | 66,562円 |
セットボックス | 16,602円 |
やはり平均配当が高くなっていますね。
ゾロ目なんてこないだろうと思って選ばない人の心理が大きく関わってそうです。
(さすがに 3 桁ともゾロ目はイメージしにくいですが)
ちなみに、ゾロ目が出た回数は 1,651 回、ゾロ目以外が 4,197 回ですので、28%(約 4 回に 1 回)はゾロ目を含むことになります。
奇数・偶数別の過去の平均当選金額
最後に奇数と偶数の場合の違いです。
(どちらかというとストレートに関連します)
種類 | 奇数(平均当選金額) | 偶数(平均当選金額) |
---|---|---|
ストレート | 93,842円 | 96,645円 |
ボックス | 20,134円 | 20,736円 |
セットストレート | 56,732円 | 58,325円 |
セットボックス | 10,043円 | 10,343円 |
奇数の数字の方が選ばれる傾向にあるのでしょうか。
他の人と被らない買い方で、少しでも大きな配当を狙いたいですね。
書籍にあるナンバーズ3攻略
前置きが長くなってしまいましたが、書籍に書かれている攻略法を紹介していきます。
単純に計算していると時間が掛かりますが、この手の計算はシステム化してしまえば瞬時に算出が可能です。
サンプル1
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
803
900
415
090
920
740
293
768
292
758
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 8.0 | 5.5 | 7.0 | 5.5 | 4.0 | 3.0 | 4.5 | 6.0 | 6.5 | 10.0 |
回数 | 9 | 10 | 10 | 9 | 6 | 4 | 8 | 9 | 10 | 15 |
ポイントの降順に並び替えて、3 番目と 4 番目の数字を「確定」とします。
また、5 番目と 6 番目の数字は直近 5 回で出現していない数字と照合するのがルールですね。
6, 7
今回は「7」が該当したので、これを「確定」とします。
番号 | 9 | 0 | 2 | 8 | 7 | 1 | 3 | 6 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 10.0 | 8.0 | 7.0 | 6.5 | 6.0 | 5.5 | 5.5 | 4.5 | 4.0 | 3.0 |
確定 | 確定 | 確定 | 確定 |
残りの確定ルールはいくつかのパターンに分かれますが、今回の場合は「3」になりますね。
よって、狙う数字は以下の 4 つということに。
2, 8, 7, 3
この後、10 回に以内に「378」と「388」が出たとのことですが、これは回収率的にはどうなのでしょうか。
セットストレート(39,600円)
セットボックス(5,600円)
セットストレート(60,700円)
セットボックス(15,100円)
ストレートを逃した場合、毎日 5 点 で 10 回のチャレンジを行い、両方とも的中して 10,700 円のプラスです。
ただ、388 の被りの数字を的中できるかというと難しいところですね。
現実的には 4,400 円のマイナスでしょう。
確かに、被り数字のある時の方が、配当金が高くなることは間違いなさそうですね。
378 は誕生日などの記念日とは関係のない数字ですが、ここまで被り数字と配当が違うとは・・。
サンプル1から見た考察
例えば、この 4 つの数字を被りなしで購入した場合を考えてみましょう。
ボックスが的中するパターンだと 4 通り(800円)、ストレートも考慮すると 24 通り(4800円)ですね。

そこに「388」「223」「777」のような被りを含めていくと、それなりの資金が必要になります。
(順番を考慮しなくても 15 点増えます)
よって、セットのストレート的中は来たらラッキーというスタンスで臨み、基本の 4 通りプラス何点かの被りを追加が無難なのではないでしょうか。
237
238
278
378
223, 227, 228
332, 337, 338
772, 773, 778
882, 883, 887
222, 333, 777, 888
もちろん、順番は自分の好みで並び替えてストレート的中を狙ってみるといいでしょう。
試しに 2021 年 12 月 17 日に、直近 10 日間のデータを使って買ってみたのが以下になります。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 7.5 | 5.0 | 4.0 | 3.0 | 7.5 | 6.0 | 4.0 | 10.0 | 7.0 | 6.0 |
回数 | 10 | 8 | 6 | 5 | 12 | 8 | 7 | 14 | 9 | 11 |
番号 | 7 | 4 | 0 | 8 | 9 | 5 | 1 | 6 | 2 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 10.0 | 7.5 | 7.5 | 7.0 | 6.0 | 6.0 | 5.0 | 4.0 | 4.0 | 3.0 |
確定 | 確定 | 確定 | 確定 |
3, 6, 9
選ばれた数字は以下の 4 つです。
0, 8, 9, 1
当選番号は 050 でしたのでハズレですが、10 回のデータをどのタイミングから利用するのかのルールを逸脱して試し買いしただけなので、この結果は気にしないでください。
このケースでは、基本の 4 点と被りの 1 点の合計 5 点(1000円)を購入しました。
ナンバーズは週に 5 回の開催なので、1 週間で 5000 円、4 週間で 2 万円。
現実的には予算オーバーの人が多そうですね。
書籍のルールで購入した場合の的中率や回収率(そもそも何点買うのか)がわからないので、過度な期待はしない方がいいでしょう。
こういった考え方もあるんだ程度で、クイックピックを買うくらいなら、何かの流れに乗ってみようかなというスタンスでしょうか。
まあ、冒頭で紹介したミニロトの 3 等はクイックピックでしたけどね(笑)
サンプル2
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
696
240
239
704
764
614
556
388
378
764
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 3.5 | 3.5 | 4.0 | 7.5 | 7.5 | 6.5 | 9.0 | 8.0 | 6.0 | 4.5 |
回数 | 5 | 6 | 6 | 12 | 10 | 11 | 12 | 12 | 9 | 7 |
ポイントの降順に並び替えて、3 番目と 4 番目の数字を「確定」とします。
1, 5, 8
5 番目と 6 番目の数字ですが、今回は 2 つとも直近 5 回で出現していない数字と一致しました。
番号 | 6 | 7 | 3 | 4 | 5 | 8 | 9 | 2 | 1 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 9.0 | 8.0 | 7.5 | 7.5 | 6.5 | 6.0 | 4.5 | 4.0 | 3.5 | 3.5 |
確定 | 確定 | 確定 | 確定 | 確定 |
よって、スムーズに 4 つの数字が確定ですね。
3, 4, 5, 8
サンプル3
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
144
630
746
707
745
261
599
419
163
345
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 5.0 | 7.0 | 4.0 | 6.0 | 9.0 | 5.0 | 8.5 | 7.5 | 3.5 | 4.5 |
回数 | 8 | 10 | 7 | 9 | 12 | 7 | 13 | 11 | 7 | 6 |
ポイントの降順に並び替えて、3 番目と 4 番目の数字を「確定」とします。
2, 8, 9
今回は中央値の 2 つの数字が、直近 5 回で出現していない数字に含まれていません。
番号 | 4 | 6 | 7 | 1 | 3 | 0 | 5 | 9 | 2 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 9.0 | 8.5 | 7.5 | 7.0 | 6.0 | 5.0 | 5.0 | 4.5 | 4.0 | 3.5 |
確定 | 確定 | 確定 |
この場合は、直近 5 回で出現していない数字の中から、ポイントの少ない 2 つの数字を選ぶというルールになっています。
最初の表を見てもらうとわかりますが、「2, 8, 9」の中でポイント下位なのは「2, 8」ということがわかりますね。
よって、以下の 4 つの数字が確定します。
7, 1, 2, 8
サンプル4
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
502
335
412
413
987
760
841
128
862
034
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 5.5 | 7.5 | 6.0 | 8.5 | 7.0 | 4.5 | 5.0 | 4.5 | 6.5 | 5.0 |
回数 | 8 | 11 | 8 | 13 | 10 | 7 | 8 | 7 | 9 | 9 |
ポイントの降順に並び替えて、3 番目と 4 番目の数字を「確定」とします。
6
中央値の 2 と上記の数字で被りがないので、ルールに基づき「6」が確定となります。
番号 | 3 | 1 | 4 | 8 | 2 | 0 | 9 | 6 | 5 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 8.5 | 7.5 | 7.0 | 6.5 | 6.0 | 5.5 | 5.0 | 5.0 | 4.5 | 4.5 |
確定 | 確定 | 確定 |
最後に次の「9」が対象となり、4 つの確定数字は以下の通り。
4, 8, 6, 9
ナンバーズ3(実践編)
2021 年 12 月 17 日の購入についてはサンプル 1 の中で紹介しましたが、まずは直近で区切りとなる数字があるか探してみましょう。
著者は本の中でこう説明しています。
数字の流れがリセットされる数字が「000」や「111」というようなゾロ目だと考えています
調べてみると 2021 年 7 月 7 日に「888」が登場しているのが最後ですね。
(2021年12月17日現在)
ちなみに、ゾロ目はこれまでに 48 回出ていることがわかります。
では、2021 年 7 月 8 日から 10 回分を検証してみましょう。
2021/07/08 758
2021/07/09 292
2021/07/12 768
2021/07/13 293
2021/07/14 740
2021/07/15 920
2021/07/16 090
2021/07/19 415
2021/07/20 900
2021/07/21 803
検証結果
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
803
900
415
090
920
740
293
768
292
758
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 8.0 | 5.5 | 7.0 | 5.5 | 4.0 | 3.0 | 4.5 | 6.0 | 6.5 | 10.0 |
回数 | 9 | 10 | 10 | 9 | 6 | 4 | 8 | 9 | 10 | 15 |
ポイントの降順に並び替えて、3 番目と 4 番目の数字を「確定」とします。
6, 7
ここから「7」が確定となります。
番号 | 9 | 0 | 2 | 8 | 7 | 1 | 3 | 6 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 10.0 | 8.0 | 7.0 | 6.5 | 6.0 | 5.5 | 5.5 | 4.5 | 4.0 | 3.0 |
確定 | 確定 | 確定 | 確定 |
次に「3」が確定となるので、選ばれた 4 つの数字は以下になります。
2, 8, 7, 3
あっ、これはサンプル 1 のパターンと同じでしたね。
当選番号の検証
では、2021 年 7 月 22 日以降の当選番号から「2, 8, 7, 3」で構成されている番号を探してみましょう。
この手の検索も、過去の当選データをデータベースに入れておけば一瞬です。
2021/07/23 378
2021/07/26 388
早速、2 つの数字がヒットしましたね。
これなら毎日 4 点(800円)の購入でもプラス収支となりそうです。
最新のナンバーズ3分析
どうやらゾロ目が出てから、10 回ごとに見直しをされているようなので、このルールを踏襲しましょう。
サンプル1: 5732回
サンプル2: 5742回
サンプル3: 5752回
サンプル4: 5762回
2021 年 12 月 17 日の場合は、5832 回(2021/11/25)から 10 回分で分析が必要だったようです。
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
570
871
075
856
398
126
840
935
931
357
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 8.0 | 5.0 | 5.0 | 4.0 | 5.0 | 6.5 | 5.5 | 7.5 | 6.5 | 7.0 |
回数 | 13 | 7 | 9 | 4 | 9 | 8 | 9 | 11 | 9 | 11 |
ポイントの降順に並び替えて、3 番目と 4 番目の数字を「確定」とします。
2, 4
番号 | 0 | 7 | 9 | 8 | 5 | 6 | 2 | 4 | 1 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 8.0 | 7.5 | 7.0 | 6.5 | 6.5 | 5.5 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 4.0 |
確定 | 確定 | 確定 |
中央値にどちらも引っ掛からないので、残りは「2, 4」となります。
9, 8, 2, 4
この 4 つの数字で、5842 回からの当選番号を見ていきます。
惜しいところはありましたが、今のところは当選していないようですね。
2021/12/09 398
2021/12/10 540
2021/12/13 418
2021/12/14 702
2021/12/15 728
2021/12/16 074
2021/12/17 050
2021/12/20 245
2021/12/21 858
2021/12/22 365
セット購入の注目数字は以下になります。
(ストレートの順番は好きなように)
248
249
289
489
今後も 10 回ごと、またはゾロ目登場後に、最新の注目数字を公開していきたいと思います。
2021/12/23(第5852回)からの狙い目
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
365
858
245
050
074
728
702
418
540
398
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 5.5 | 5.0 | 5.5 | 5.0 | 7.5 | 6.5 | 4.0 | 7.0 | 7.5 | 6.5 |
回数 | 6 | 9 | 8 | 8 | 11 | 8 | 7 | 11 | 10 | 12 |
ポイントの降順に並び替えて、3 番目と 4 番目の数字を「確定」とします。
1, 9
番号 | 4 | 8 | 7 | 9 | 5 | 2 | 0 | 1 | 3 | 6 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 7.5 | 7.5 | 7.0 | 6.5 | 6.5 | 5.5 | 5.5 | 5.0 | 5.0 | 4.0 |
確定 | 確定 | 確定 |
書籍にあるナンバーズ4攻略
ナンバーズ 4 の攻略も、ナンバーズ 3 と似ています。
異なる点は以下の通り。
・× の数字のポイントも 1 ポイントとする(ただし直近 5 回は対象外)
・4 ポイントの壁のルールが存在する
・直近 5 回以内に出現していない数字がない場合は直近 3 回以内で判定する
・それでもない場合は条件をスキップする
よって、まずはポイント順に数字を並び替え、4 ポイントの壁を探すところから始めましょう。
過去の当選番号は下記のサイトを利用することとします。
(ナンバーズ 3 同様に CSV ファイルをダウンロード)
サンプル1
ちなみに、ナンバーズ 4 の千の位の抽選機の数字の並びが、書籍の中では掲載されていませんでした。
十の位の逆並びなので、十の位と同じ計算で問題ありません。
ただ、よくよく書籍のルールを読んでみると、ナンバーズ 4 の場合、「×」の対象は隣り合う数字ではなく当選数字となるのですね。
早速、ルール通りに集計してみましょう。これもシステム化したので、1 秒で算出できちゃいます。
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
1275
3268
5047
2497
2920
0892
0130
9136
7158
6637
これを取り込んで、ポイントを計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 8 | 7 | 7 | 7 | 2 | 4 | 7 | 7 | 5 | 6 |
ポイントの降順に並び替えて、4 ポイントの壁の上 2 つの数字を「確定」とします。
9
番号 | 0 | 1 | 3 | 6 | 7 | 2 | 9 | 8 | 5 | 4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 8 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 6 | 5 | 4 | 2 |
確定 | 確定 | 確定 | 除外 | 除外 |
ルール的に残る注目数字は「2」となり、3 つの注目数字が確定しました。
2, 9, 8
サンプル2
4 ポイント壁の上位 2 つが中央値と一致したケース。
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
6992
5211
6915
1585
1903
8023
3130
8819
1382
8941
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 5 | 13 | 6 | 9 | 2 | 4 | 2 | 0 | 11 | 8 |
ポイントの降順に並び替えて、4 ポイントの壁の上 2 つの数字を「確定」とします。
4, 7
番号 | 1 | 8 | 3 | 9 | 2 | 0 | 5 | 4 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 13 | 11 | 9 | 8 | 6 | 5 | 4 | 2 | 2 | 0 |
確定 | 確定 | 確定 | 除外 | 除外 | 除外 | 除外 |
この場合は、3 つ目の注目数字として 1 位の数字が選択されます。よって、注目数字は以下の 4 つ。
1, 2, 0
サンプル3
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
8763
7600
4594
1012
9921
6438
5038
6109
5104
0678
これを取り込んで、ポイントと出現回数(隣り合う数字の場合を含む)を計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 11 | 7 | 2 | 5 | 6 | 5 | 8 | 4 | 7 | 5 |
ポイントの降順に並び替えて、4 ポイントの壁の上 2 つの数字を「確定」とします。
1, 2
番号 | 0 | 6 | 8 | 1 | 4 | 3 | 5 | 9 | 7 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 11 | 8 | 7 | 7 | 6 | 5 | 5 | 5 | 4 | 2 |
確定 | 確定 | 確定 | 除外 | 除外 |
注目数字は以下の通り。
1, 5, 9
この後の 10 回で、すべて 1, 5, 9 が絡んでいると書籍には書かれていますが、「7342」は違いますね(笑)
8547
0949
7342
9191
4861
1275
6659
8494
2058
3500
やはり 1, 5, 9 だけを散りばめてもダメで、1,5, 9 をベースに他の数字とうまく組み合わせていきたいですね。
この「ナンバーズ4」については、ちょっといい加減な理論ですね。
例え理論に近い数字が出たとしても、毎日、そこそこの点数(数十点)を買わないとダメでしょう。
最新のナンバーズ4分析
ちなみに、2021 年 12 月 3 日の第 5838 回に「1888」が登場して流れが変わりました。
よって、12 月 6 日から 17 日までの 10 回分で再度計算し直します。
直近 10 回の数字を新しい順に用意します。
9613
6572
7246
1250
2381
9636
5741
8438
8951
6770
これを取り込んで、ポイントを計算してみましょう。
番号 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 3 | 7 | 4 | 6 | 5 | 6 | 9 | 8 | 7 | 5 |
ポイントの降順に並び替えて、4 ポイントの壁の上 2 つの数字を「確定」とします。
0, 8
番号 | 6 | 7 | 8 | 1 | 3 | 5 | 4 | 9 | 2 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 9 | 8 | 7 | 7 | 6 | 6 | 5 | 5 | 4 | 3 |
確定 | 確定 | 確定 | 除外 | 除外 |
中央値と直近で出現していない数字が被っていないので、中央値の下位である「5」が確定しますね。
よって、注目数字は以下の 3 つです。
5, 4, 9
12 月 20 日からの 10 回分が楽しみですね。
まとめ
大谷清文さんの「ロト・ナンバーズ攻略 AI 必勝法 統計学を活用して1億円超えを狙え」の本に書かれている理論について検証してみました。
冒頭でも書きましたが、活用する母数が少なすぎて、統計とか AI を活用した攻略法とは程遠いような気はしています。
ただでさえ、ナンバーズやロトの開催回数は 1 万回にも達していません。
統計はまだしも、AI の世界で 1 万のサンプルなんて誤差の範囲です。
ただ、直近 10 回のデータから導き出すという手法として確立していることは認めます。
私も以前、シウマさんの五大吉数を活用した数字選択のシステムを作ってみましたが、これは特に理論がないあやかり手法です(笑)

どちらにしても、ただ当たるだけでなく、当たるまでの過程があれば高揚感が倍になるのは間違いないでしょう。