yum でパッケージ一覧などの情報を取得する際に、ディスク上にキャッシュの情報が作成されます。
それによって、連続で実行する際の情報取得が早くなるのですがキャッシュファイルは溜まっていきます。
今回は yum のキャッシュクリアの方法を紹介します。
yumのキャッシュファイル
yum のキャッシュファイルが生成される領域は下記になります。
/var/cache/yum
この領域のディスクの容量を確認する場合は下記のコマンドを使用します。
今の時代はこのキャッシュファイルによってディスク容量が圧迫されることはないと思いますが、切迫した際にはここの領域も確認するといいかもしれません。
1 | $ du -h /var/cache/yum |
キャッシュ領域削除
また、キャッシュ領域を削除するには yum の clean オプションを使います。
1 | $ yum clean all |
ちなみに、私がプライベートで使用している AmazonLinux の場合は /var/cache/yum 以下のディレクトリは以下のようになっていました。
1 2 3 4 5 6 | $ ll /var/cache/yum/x86_64/latest drwxr-xr-x 4 root root 4096 Aug 1 05:02 amzn-main drwxr-xr-x 4 root root 4096 Aug 1 05:02 amzn-updates drwxr-xr-x 4 root root 4096 Aug 1 05:02 jenkins drwxr-xr-x 4 root root 4096 Aug 16 2017 remi drwxr-xr-x 4 root root 4096 Aug 1 05:02 remi-safe |